かっこいいGK(ゴールキーパー)ユニフォームの選び方【色・柄・袖】
ゴールキーパーのユニフォームを作成するとき、こんなお悩みはありませんか?
- フィールドプレイヤーと何が違うの?
- 何色にしたらいい?
- 半袖と長袖どちらがいい?
ゴールキーパーのユニフォームにはフィールドプレイヤーとは異なる様々な規定があり、ただ好きな色やデザインを選ぶだけでは規定に引っかかってしまう可能性があります。
そこでこの記事では、ゴールキーパーのユニフォームを選ぶにあたり考えるべき5つの注意点、かっこいいユニフォームの選び方などを詳しく解説します。
試合に出るための最低限のルールを理解したうえで、お好みのカラーやデザインを取り入れたかっこいいユニフォームを手に入れてくださいね!
ゴールキーパーユニフォームの機能 | フィールドプレイヤーと違う5つの点
サッカーやフットサルのゴールキーパーは、フィールドの中で唯一手の使用が認められているプレイヤーです。
そのため、他のフィールドプレイヤーと区別しやすくするためにも、下記の5つの違いが存在します。
- 色が違う
- ホーム&アウェイの2種類が必要
- 相手チームと色が同じでも試合はできる
- 保護機能が付いている
- ロングパンツ・帽子・グローブの着用が認められている
特に色は、ゴールキーパーのユニフォーム選びにおいてとても重要なポイントです。
後になって作り直しとならないよう、事前にルールをしっかり理解しておきましょう。
1. 色が違う
ゴールキーパーのユニフォームは、フィールドプレイヤーや審判と違う色で作成しなければなりません。
それぞれのゴールキーパーは、他の競技者、審判員と区別できる色の服装を着用しなければならない。
引用:JFA・サッカー競技規則2021/2022 第4条 競技者の用具
ゴールキーパーが違う色のユニフォームを着るのは、審判がハンドのジャッジをしやすくするためです。
特にクロスプレーでは選手同士が接近するため、選手同士のユニフォームの色が似ていると誰がボールにタッチしたのか分からなくなってしまいますよね。
また、味方選手からはゴールキーパーにバックパスしやすいというメリットもあります。
敵のプレッシャーを受けながらのバックパスは失点のリスクがつきものですが、ゴールキーパーが目立つ色のユニフォームを着れば味方にとっても視界に入りやすく、正確なバックパスが出せるようになります。
2. ホーム&アウェイの2種類が必要
ゴールキーパーのユニフォームは、原則ホーム&アウェイの2種類用意しなければなりません。
これは相手チームのユニフォームと色が似ている際に、別の色のユニフォームに着替えられるようにするためです。
ただし、2種類作成するのは公式戦に出場するチーム向けです。
社会人チームのようにそこまで規則が厳しくない環境であれば、フィールドプレイヤーと対照的な色を選べば1種類で十分でしょう。
3. 相手チームのゴールキーパーと色が同じでも試合はできる
ユニフォームの組み合わせによっては、どうしても相手チームのゴールキーパーと色が似てしまうということがあります。
しかしこれはJFA(日本サッカー協会)の規定でも容認されており、ユニフォームの色が似ているからといって試合ができないということはありません。
両チームのゴールキーパーのシャツが同色で、両者が他のシャツと着替えることができない場合、主審は、試合を行うことを認める。
引用:JFA・サッカー競技規則2021/2022 第4条 競技者の用具
実際にかつてJ3の試合で、ゴールキーパーのユニフォームが両方とも黄色という珍事件がありました。
最低限2色用意しておけば、色の組み合わせにあまり神経質になる必要はありません。
4. 保護機能が付いている
ゴールキーパーのユニフォームには、ダイビングによる怪我を防ぐために様々なプロテクション機能が施されています。
- 腰パッド
- エルボーガード(ひじ)
- ニーガード(ひざ)
腰パッドはハーフパンツ、ロングパンツを問わず入っており、接触プレーや地面への落下による衝撃を吸収する役割があります。
5. ロングパンツ・帽子・グローブの着用が認められている
ゴールキーパーはロングパンツ・帽子・グローブを着用することが認められています。
特にロングパンツはひざへの衝撃を和らげる効果があり、初心者ならぜひ着用したいアイテムです。
元ドイツ代表のオリバー・カーン選手のように帽子をかぶるのもかっこいいですね。
かっこいいゴールキーパーユニフォームの選び方
ユニフォーム作成に必要な5つのポイントを押さえたら、あとはご自身の好みに合わせてユニフォームをデザインしていきましょう。
ユニフォーム選びのポイントは、ずばりこの3点です。
- 色
- デザイン
- 袖タイプ(長袖・半袖)
1. 色
ゴールキーパーユニフォームの色選びでは、まずこの3点に気を付けましょう。
- フィールドプレイヤーとできるだけ対照的な色にする
- 審判とかぶりやすい黒・黄色は避ける
- 外観と同化しにくい目立つ色を選ぶ
近年はリバプールのアリソン選手が着用する黒いユニフォームがかっこいいと話題を呼びましたが、審判の色とかぶりやすいため実用性は高くありません。
また、イギリスのチェスター大学が行った研究では、赤のユニフォームを着たゴールキーパーを相手にするとPK失敗率が最も高くなるという結果が出されています。
【ユニフォームの色とPK成功率の関係】
赤:54%
黄:69%
青:72%
緑:75%
赤色は視覚効果として相手にプレッシャーや存在感を与えるため、このような結果が出たと考えられています。
色選びに迷ったら、PKに有利な赤色を選ぶのも良いかもしれませんね。
デザイン
ゴールキーパーのユニフォームは、フィールドプレイヤーのユニフォームと色違いで注文するのが基本です。
但し、ブランドによっては1枚だけ色違いで注文することができない場合もあります。
そのような場合も含め、最も人気が高いのは、シンプルで主張しすぎない無地タイプ。
無地タイプならカラーバリエーションも豊富で、選択肢の幅が広がります。
さらに無地タイプならシャツ、パンツ、ソックスの3点セットも購入でき、各パートを選択する手間を省くこともできます。
袖タイプ(長袖・半袖)
ゴールキーパーのユニフォームは長袖が基本で、エルボーガードによってひじをしっかりと保護することができます。
しかし近年のプロサッカーでは、半袖を着用するゴールキーパーも少なくありません。
これは元イタリア代表のブッフォン選手が半袖を着用したことで世界的に広がったスタイルで、特に暑い日には半袖の方が快適という意見が多く見られます。
ひじが外に出る分、ケガのリスクは高まってしまいますが、ひじプロテクターを別途着用すれば、快適性と安全性の両方を手に入れることができるでしょう。
また、フットサルの場合もフィールドプレイヤーと色違いのユニフォームを作成し、エルボーガードや二―ガードを個別に着用するのが一般的です。
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これら2つを使いこなせば、初めての方でも簡単にオリジナルユニフォームをカスタマイズできます。
記事中でご紹介した最低限のルールを守りつつ、カラーやデザインなどのオリジナリティも盛り込んで、世界に1つだけのかっこいいユニフォームを手に入れてくださいね!
この記事を書いたライター
teammax編集部
運営元であるteammaxメンバーで構成。 ユニフォームを着た笑顔が溢れる世界を目指し、サッカーをはじめとしたチームユニフォームに特化したサイト運営を行う。