【サッカー】ユニフォームを洗濯する時の注意点&保管方法
チームで作ったユニフォームは、定期的に着つつも、なるべく長く着たいと考えている方も多いでしょう。
しかし、長く着るためにどのようなことをすればいいのかわからず、他の服と同じように扱っている方が大多数だと思います。
今回はそのような方に向け、大切なユニフォームを長く着るためにおすすめの洗濯方法や、保管方法を紹介していきます。
少しの工夫で長持ちさせることができるので、ぜひ参考にして試してみてください。
※2023年10月17日更新
この記事の要約
【GOOD】- 裏返して洗濯ネットで洗う
- 汚れがひどい部分は「予洗い」
- レプリカなら「手洗い」か「おしゃれ着コース」
- 乾燥は裏返して陰干し
- ハンガーにかけて保管する
- 漂白剤&塩素系はNG
- 乾燥機はNG
- アイロンはNG
- 直射日光&高温多湿はNG
ユニフォームを洗濯する時の注意点
ユニフォームは、練習や試合などで汚れてしまうので、着用するたびに洗濯をしていると思います。
しかし、洗濯の仕方が間違っていると大事なユニフォームが傷んでしまいます。
ユニフォームへのダメージを抑えるために、洗濯の際は下記の点に注意してください。
洗濯時は裏返してネットに入れる
一般的にユニフォームの多くは、ラバーシートを使って番号やネームを付けています。
このラバーシートは、他の服と同じように洗濯機を使っていると徐々に傷んでしまいます。
その結果、剥げてきたりヒビが入ってしまう劣化が早まるので、洗濯の際は必ず「裏返しにして洗濯ネット」に入れましょう。
マーキングが、ラバーシートではなく「昇華プリントマーキング」であれば、生地自体が染まるように加工されているので、剥がれたりヒビ割れてしまう心配はありません。
しかし、『昇華マーキング』ユニフォームの場合も、衣類同士の「こすれ」による「色落ち」を低減させるために、『裏返しにして洗濯ネット』に入れて洗うのがベターです。
汚れがひどい部分は「予洗い」
裏返して洗濯ネットに入れて洗うと、ひどい汚れは落ちにくいというケースも出てくるでしょう。
汚れが目立つ部分は、予洗い(前処理)をおすすめします。
洗濯洗剤(水を1:1で混ぜる)を汚れた部分に直接かけて、洗濯ブラシなどで軽くたたき、汚れを浮かしてから洗濯します。
漂白剤・塩素系洗剤は使用しない
漂白剤や塩素系洗剤の使用は色落ちの原因となります。
ユニフォームだけでなく、一緒に洗濯した衣類へ色移りしてしまう事もあるので注意が必要です。
乾燥機は使用しない
ユニフォームの素材は高熱に弱く、乾燥機の使用はユニフォームが縮む原因となります。
また、ユニフォームについているマーキング(チーム名や番号)がラバーシートを使用している場合、ひび割れたり剥がれたりする原因になるので、使用は絶対にやめましょう!
レプリカユニフォームなら手洗いもおすすめ!
観戦時や普段着として着るレプリカユニフォームであれば、手洗いもおすすめです。
手間がかかってしまうものの、傷みにくく、ユニフォームは長持ちします。
手洗いをする際の注意点は下記の点に注意しましょう。
- 洗濯時に塩素系洗剤、漂白剤の使用しない。
- エンブレムや刺繍部分は強く揉まない。
手洗いが面倒なら?
手洗いはちょっと面倒という方は、やさしく衣類を洗う洗濯機能『おしゃれ着コース』を試してください。
軽めの水流&脱水で、衣類への負担を軽減してくれます。
『おしゃれ着コース』が無いという場合は、『手洗いコース』『ドライコース』『ソフトコース』などを探してください。機種により呼び方が異なりますが、衣類を低ダメージで洗濯できます。
優しい洗剤は?
汚れが少ないレプリカユニフォームなら、洗剤は『おしゃれ着用洗剤』でも良いでしょう。
一般的な洗濯洗剤は「弱アルカリ性」ですが、おしゃれ着用洗剤の多くは「中性」です。
汚れを落とすことよりも、衣類への優しさを重視しています。
普通の洗濯洗剤と比べると、洗浄力やコストパフォーマンスはやや劣るので、とっておきのユニフォームを洗う時に向いています。
洗濯マークを確認しよう
一般的な注意点を紹介しましたが、素材等によって洗濯方法が異なる場合もあります。
洗濯の前には必ず洗濯マークを確認し、正しい方法で取り扱いましょう。
ユニフォーム洗濯後の注意点
洗濯機・手洗いのどちらの場合でも、洗濯後は以下の2点に注意しましょう。
裏返して日陰で干す
洗濯後は、裏返して日陰に干すようにしてください。
直射日光に当てて干してしまうと、背番号などのラバーシート部分にヒビが入ったり剥がれてしまう可能性が高まります。
アイロンは使用しない
アイロンの使用は控えましょう。
アイロンを使用すると、生地が傷むことはもちろんですが、刺繍部分やエンブレムなどが剥がれてしまうかもしれません。
そのため、洗濯後はしわにならないように早めに干し、アイロンがけはしないようにしてください。
ユニフォームの保管方法
ユニフォームを保管する方法もひと手間加えるだけで、長持ちさせることに繋がります。
それは畳まずにハンガーに掛けて保管するということです。
ユニフォームを畳んでしまうと番号やチーム名等のマーキングに折り目がついてしまいます。
折り目がついたまま保存していると、折り目部分が剥げたりヒビ割れたりする原因となります。
その他にも、夏場は押し入れやタンスの中が暑くなり、ラバーシートの素材の表面が溶けてユニフォームにくっついてしまうこともあります。
また、直射日光や高温多湿もユニフォームの天敵です。
なるべく、高温多湿を避け、日の当たらない風通しの良い場所に保管するようにしてください。
洗濯や保管の方法を変えてユニフォームを長持ちさせよう
今回は、ユニフォームを洗濯する際の注意点や保管方法を紹介しました。
洗濯と保管方法を工夫するだけで、大事なユニフォームを長持ちさせることができるので、紹介した方法をぜひ試してみてください。
この記事を書いたライター
teammax編集部
運営元であるteammaxメンバーで構成。 ユニフォームを着た笑顔が溢れる世界を目指し、サッカーをはじめとしたチームユニフォームに特化したサイト運営を行う。