FIFAワールドカップ2022 カタール大会 着用ユニフォーム ブランド調べ【決定版】
みなさんこんにちは。
サッカーユニフォーム研究家のともさんです。
11月20日のカタール vs エクアドル戦で幕を開けた『FIFAワールドカップ2022カタール大会』。
世界中から予選を勝ち抜いた32カ国が国の威信と誇りをかけて戦う大会。
そしてその戦闘服とも言えるユニフォームにも各国、各ブランドの魂が込められているはずです。
ユニフォームの観点で見るワールドカップも楽しいですね。
ということでワールドカップで着用するユニフォームが確定した上でのブランド調べ第二弾をお届けします。
第一弾はこちらをご参照ください。
⇒『世界の見本市!? W杯最終予選着用ユニフォームブランド調べ』
グループ別 各国代表ユニフォーム
グループ別に見るユニフォーム全体像はこちら。
全体的には赤系のユニフォームが多いんですね。
日本代表のような青系は濃紺のフランス代表、スカイブルーのウルグアイ代表くらいなんですね。
ブランド別 各国代表ユニフォーム
ブランド別に並べるとこのようになります。
参加32カ国で13チームがNikeによるサプライでトップシェア。
ついで大会スポンサーでもあるadidasの7チーム。
さらにPumaの6チーム。
ちなみに前回2018ロシア大会では adidas 12、Nike 10、Puma 4、だったのでトップシェアが入れ替わった格好ですね。
それぞれ1チームずつとなったのがhummel、kappa、One All Sports、Majid、marathon、New balanceとなっています。
hummel(デンマーク代表)
hummelがサプライするデンマーク代表は1992年のユーロ優勝モデルのデザインを踏襲しながらもカタールでの開催に抗議する意味で、あえて模様が目立たないカラーリングにしたことが話題になりました。
kappa(チュニジア代表)
チュニジア代表のkappa。
伝説的なカルタゴの将軍ハンニバルの「ハンニバルの鎧」の模様からインスパイアされているとのことです。
One All Sports(カメルーン代表)
カメルーン代表は2022年7月にle coq sportifとの契約を一方的に解除して”One All Sports”というブランドと契約。
このブランドはモータースポーツへのアクセサリーと衣料品をサプライしているアメリカ発祥のブランドです。
Majid(イラン代表)
イラン代表は地元ブランドのMajid。
袖や脇に見えるチーター柄が可愛いですが、なぜチーター柄かというと、絶滅の危機に瀕する「アジアチーター」保護の啓蒙活動が目的であると言われています。
marathon(エクアドル代表)
エクアドルは1981年創業の地元エクアドルのブランドのmarathon。
自社ブランドの製造、販売に加えてグローバルブランドの輸入販売を行う総合スポーツショップを運営してます。
また隣国であるボリビア代表、ペルー代表のサプライヤーもつとめています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回のワールドカップ2022カタール大会では9つのブランドがユニフォームをサプライしていることがわかりました。
カメルーン代表がブランド変更したのには驚きました。
何が起こるかわからないのがワールドカップですね。
ワールドカップは世界的に注目を集めるイベント。
そのお祭りの場で披露されるユニフォームはまさに世界中でみられています。
このようにブランド調べをすることによって、どのブランドが勢いがあるのか、シェア争いはどうなのかなど、新規のブランドの認知向上など、いろんなことがうかがえて来るのが面白いです。
みなさんはどんな印象でしょうか?